断熱性とは「熱の移動を遮断する」という意味です。 熱は高温部から低温部へ移動します。その移動を遮ることを断熱と言います。 熱の移動を断つことにより、夏は熱が入らず涼しい家に、冬は熱が逃げずに暖かい家になります。
リーベンホームの基準素材
セルロース断熱材は新聞紙が原料の木質系断熱材です。 原料が木質繊維であるため、自然素材でエコな断熱材です。
セルロース断熱材は遮音性にも優れており、訴訟大国アメリカの空港近くの住宅でも使用されています。
セルローズファィバーは機械で吹き込むため、隙間なく吹き込むことが可能です。一般的な断熱材では、完全な断熱は難しいとされていますが、吹き付けることにより隙間なく断熱する事が可能になります。
住まいのトラブルは8割ほどが音のトラブルだと言われています。防音性の高いセルロースファイバーなら、家の中の部屋と部屋との防音はもちろん、近隣との音のトラブルも減らすことができます。
家の劣化原因は腐朽とシロアリです。セルロースファイバーは防虫効果がある唯一の断熱材。セルロースファイバーに含まれるホウ酸は防虫性能が非常に高く、シロアリやゴキブリ、木材腐朽菌、カビなどから家を守ります。人がホウ酸を摂取しても腎臓でろ過し、尿で排出するため人体に影響はありません。
断熱性能の高い家とは、夏涼しく冬暖かな、温度差が少ない家を指します。断熱性能の高いセルロースファイバーを断熱材として使用する事で、一年を通じて光熱費が安く抑えられ、家計に優しい住まいが実現します。
調湿とは湿度が高いと湿気を取り込み、逆に湿度が下がると湿気を吐き出すことを指します。高い調湿機能のセルロースファイバーは室内の湿度を一定に保ち、住まいを長持ちさせるのはもちろん、住まう方の健康にも優しい断熱材です。
セルロースファイバーは非常に燃えにくい断熱材です。セルロースファイバーに含まれるホウ酸には難燃性質という特長があり、万が一の時の延焼を防ぐ役割を果たします。また燃えたり溶けたりしない事に加え、熱によって「有毒なガス」を噴出しない事でも知られています。
セルロースファイバーに含まれているホウ酸には鉄類をさびにくくする働きもあります。鉄部分が錆びにくくなるため、セルロースファイバー断熱材を使用した家は、錆びにくくなるという特徴も兼ね備えています。
2003年7月の建築基準法改正(シックハウス対策法)による内装建材の使用制限に規制されない断熱材として位置付けられました。自然素材を活かした製品としての所以です。セルロースファイバー はセルローズ(木質繊維)であり、添加されているホウ素系薬品は、医療や食品にも使用され、人体への蓄積や残留がありません。しかも安全基準に厳しいアメリカで、50年以上の歴史がある製品です。
リーベンホームの施工の様子です。断熱材がびっしり詰まっていて隙間がまったくありません。他の断熱材よりも少しコストが高くなりますが、火災保険料が安くなるのでトータルではお得になると言って良いでしょう。
厚さ20cmで施工しています。
雪のように一面に積もらせることで隙間を作りません。
セルロースファイバーは耐火性に非常に優れているため、建物の構造判定がH構造から、T構造になります。 (H構造…非耐火構造 / T構造…耐火構造) その結果、火災保険料は、H構造に対して3分の1程度になるため、火災保険料とトータルで見るとかなりお得になります。