卵の殻には、小さな穴がたくさんあり、その小さな穴のことを「気孔」と呼びます。この気孔で呼吸に必要な酸素を取り入れ、内部で発生した二酸化炭素を排泄するガス交換を行っています。 この微細な穴をそのまま壁材に応用したEgg Wallは、湿気を吸排出したり、生活臭などの臭いを吸収する働きを行います。
湿度が多い梅雨から夏にかけては吸湿し、過乾燥になりがちな冬は放湿することで、一年を通して調湿を行い、室内を一定の湿度に保ってくれるので不快感がありません。
Egg Wallは脱臭性能があります。 タバコの臭い、汗の臭い、生乾きの洗濯物の臭い、ペットの臭い等様々な気になる臭いを消臭してくれます。
自然素材を使った家づくりに興味のある方が増えていますが、仕方なくビニールクロスにするという方もいらっしゃいました。 そんな方にもこのエッグウォールならコストを低減しながら自然素材の家を建てることができるのでお薦めです。
リーベンホームの基準素材
それは、ゼロエミッション*による資源循環型社会への第一歩です。エッグウォールは、この考え方に基づいて製造されています。さまざまな食生活シーンの中で使われてきている卵。それらの製造過程から排出される卵殻の廃棄量は約20万トンといわれておリ、その内約80%は処分費用をかけて、焼却・埋め立て処分されています。
エッグウォールは、このようにして排出されていた卵殻をリユースすることで資源を循環させ、その貴重な資源を次代へと引き継いでいくのです。
*ゼロエミッションとは、産業に投入されるすべての資源を最終製品に活用するか、他の産業、生産工程の付加価値を持たせた資源として活用することを目指すものです。そうすることで、複数の産業において、すべての排出物や副産物を他の産業の資源として活用し、全体として如何なる形の排出物も産み出さない統合化された生産を行うことを言い、大きな意味で言えば、排出物ゼロを切りロに、資源循環型社衾の構築を目指そうとする取リ組みを指しています。
珪藻土などの塗料と同等の調湿整を持つ、表情豊かな高性能の調湿ペーパーです。
エッグウォールに比べ、表面の卵殻の量は約1/3、製品全体の重量を33%軽量化。エッグウォールよりも表面がなめらかな印象となっています。
シリーズの中で最も細かい卵殻の粒子を原料としました。より表面がなめらかで柔らかくさらに軽量化されています。
「エッグウォールの家」と「ビニールクロスの家」をそれぞれ小さな実験箱で再現しました。「ビニールクロスの家」の壁面は60分後も湿気で曇ったままですが、「エッグウォールの家」は60分後、湿度は60%に低下し、曇りもありません。この簡単な実験で、「エッグウォールの家」が珪藻土などの塗壁と同等の調湿性能を持ち、快適な湿度に保つことが解ります。